AmazonでLEDタイプの格安プロジェクターがたくさん売られていますが、映画を大画面で観たい衝動に駆られてDBPOWERのプロジェクターを購入してみましたのでレビューします。
Contents
スペック
明るさ | 1500ルーメン |
解像度 | 800×480 |
コントラスト | 1000:1 |
サイズ | 187*149*77mm |
重量 | 950g |
接続方法 | USB/SDカード/HDMI/AV/VGA |
台形補正 | ±15度 |
投影サイズ | 32~170インチ |
ランプ寿命 | 20000時間 |
付属品 | リモコン AVケーブル |
保証 | 24ヶ月 |
機能
明るさ
スペック上1500ルーメンとなっていますが、中華ルーメンですね。
そんなに明るくありません。
LEDタイプのプロジェクターはどれも同じだと思いますが、部屋の電気をつけているとほとんど見えません。
分かりにくいですが、夏の18時30分頃の写真です。
室内の明かりはつけていません。
まずはカーテンしないで表示しました。
この状態でも見えますが、見る気にはなりません。
カーテンをして薄暗くした状態です。
十分見えます。
ドアや壁の明るさで部屋の明るさが分かるでしょうか?
カーテンをした状態でも部屋の中は明るいですが、一応見えています。
当然ながら夜に電気を消した状態で見るのが一番見やすいです。
投影サイズ
176インチまで投影可能なようですが、家が広くないので無理です・・・
100インチサイズはなんとか投影できるので試しましたが、画面が大きくなるほど画質の劣化が気になるので、このぐらいが限界かと思われます。
台形補正
±15度の台形補正補正機能があります。
これはレンズ上部のダイヤルを使って調整します。
但し、台形補正を行うと画面の端がぼやけてしまいます。
文字はかなり気になるぐらいボケるので、字幕が見辛くなることもあると思います。
台形補正は無いものと思って、使わないように正面から投影したほうが良いです。
用途別に画質を評価
解像度の関係で文字の表示が苦手なため、パソコンの画面を表示するような使い方には向いていません。基本的に映像中心で使うことになります。
映画(実写)
映像ソースが綺麗であれば十分観れます。
古い映像の場合は人肌の色などでコントラストの低さが気になるかもしれません。
映画だとそれが味になって映画館で観てるっぽくなります(笑)
アニメ
画質は全く気になりません。
古いアニメも最新のアニメも綺麗に観ることが出来ます。
ライブ
ライブ映像は暗いことが多いと思いますが、プロジェクターは部屋を暗くして見るので全体の雰囲気を含めて臨場感のある映像が楽しめます。
但し音楽が主体となりますので外部スピーカーはあったほうが良いです。
ゲーム
画質は問題ありません。
みんなでわいわい対戦ゲームをすると楽しそうですね。
暗い部屋の中、大画面でバイオハザードをプレイしたら面白いと思います。怖くて無理だけど(笑)
画質補正
メニュー上でコントラスト・明るさ・明さ・シャープネスの設定項目があります。
明さって何だ?調整してもよく分からないのでそのままにしています。
《追記》 どうやら鮮明さのようです
映画を観る場合は明るさを少し上げたほうが観やすいです。
明るさを上げた場合はコントラストを下げないと、細い線のような見にくいものが表示されなくなります。
アニメはデフォルト値で良いと思います。
操作性
本体のボタンは使い方が分かりません(笑)
リモコンが付属していますのでそちらで操作したほうが分かりやすいでしょう。
騒音
格安プロジェクターはうるさいと言われることが多いですが、この機種は対策済みのようです。
室内が静かな場合はファンの音が聞こえますが、無音で使うことは無いと思いますので、気になることは無いでしょう。
スピーカー
一応それなりの音がでます。
でも映画を観るなら音声が映像から離れて聞こえるのが気になるかもしれませんので、外部スピーカーがあったほうが良いかもしれません。
天井への投影
この機種を選ぶ価値はここにあるかもしれません。
背面にVGAポートぐらいしか無く出っ張りがありませんので、プロジェクターを天井に向けて設置することが可能です。
天井に映すと80インチぐらいの大きさになります。
ずっとゴロゴロしながら見てしまいますので危険な使い方です(笑)
スマホ画面のミラーリング
AndroidやiPhoneの画面をミラーリングできます。
iPhoneの場合はテザリング契約が必要です。
設置方法
テーブルの上に置いたり、カメラの三脚があればそれを使えば良いと思います。
家には使える三脚が無かったのでこのプロジェクタースタンドを買いました。
74-151cmの間で高さ調整が可能です。
足の部分が軽いので少し安定感に欠けますが、格安プロジェクターは軽いので問題ありません。
台形補正を使わないためにも高さ調節できるスタンドはあったほうが良いです。
その他おすすめプロジェクター
今回紹介したDBPOWERのプロジェクター以外でおすすめの機種を紹介します。
おすすめ1
LESHP プロジェクター 3200lm 1080P 1920×1080最大解像度 台形補正 日本語説明書 BL58
所謂1万円プロジェクターより、解像度、コントラスト、明るさが上の機種です。
その分値段は高めです。
あくまで格安プロジェクターでの話に限りますが、解像度が800×480のプロジェクターでは画質に不満があり、結局買い換えるようなことになるのであれば最初からこの機種にしたほうが良いです。
あと1万出せば普通?のプロジェクターが買えますので、価格だけ見れば微妙かもしれませんが、こちらの方が解像度が高いのが魅力的です。
おすすめ2
LED プロジェクター 小型 1800ルーメン 1080PフルHD対応 800*480解像度 HDMIケーブル付属 台形補正 パソコン/スマホ/タブレット/ゲーム機など接続可能 USB/SDカード/HDMI/AV/VGAサポート 標準的なカメラ三脚に対応 3年保証
今回紹介した機種とスペックはほぼ同等ですね。
価格も安いし他機種より少しだけ明るいです。
端子も横に付いているので天井に向けて投影できそうです(未確認)
番外
EPSON EH-TW5350
格安LEDプロジェクターではありませんが、ホームシアター入門機として有名な機種ですね。
フルHDですので画質も格安プロジェクターとは比べ物にならないでしょう。
プロジェクターの交換球は3万円以上するのが当たり前ですが、この機種は1万円以下で入手することが可能なようです。
そういう意味でもおすすめできると思います。
価格は高いですが、満足度も高いでしょう。
テレビが壊れたらこれにするのもありかな。
まとめ
映画・アニメなどの動画専用機と考えれば十分使える
1万円程度でプロジェクターが購入できてここまで映るのなら十分かと思います。
映画が好きな方で100インチぐらいの投影場所がある人はおすすめです。
LEDなのでランプ寿命もカタログ値通り持つと思われます。
ランプが切れた頃には明るくて解像度の高い機種が安くなっていそうですね。