iPhone6sまでのiPhoneは16GBしか容量の無いモデルが販売されていました。
写真や動画を撮ったらすぐに空き容量が不足して困ったことになりました。
iOS11からは空き容量を増やすための機能が搭載されましたので紹介します。
Contents
いままでの空き容量不足対策
空き容量が足りなくなってきたら以下のようなものを消すしかありませんでした。
● アプリを消す。
● 写真や動画を消す。
● メールなどのデータを消す。
アプリを消すと保存しているデータも綺麗さっぱり消えました。
あまり使わないけど、どうしても消したくない時に困ることがありました。
iOS11で搭載されたストレージ管理機能
iOS11で搭載されたストレージ管理機能ではアプリ本体とデータを分けて管理することが出来るようになりました。
そもそものストレージ容量が足りていないので消すことには変わりがないのですが、消しても復活できる仕組みが用意されたのが変更点となります。
設定方法
設定-一般-iPhoneストレージを開きます。
以下の3つの設定が可能です。
● iCloudフォトライブラリ
● 非使用のAppを取り除く
● 大きい添付ファイルを再検討
どれだけの容量を減らせるかが表示されますので、どの機能を使うか検討します。
iCloudフォトライブラリ
写真をiCloudへアップロードする機能です。
ただ、無料のプランの場合は5GBしかありませんので、大量の写真をアップロードするとすぐにiCloud側がパンクします。
有償プランを契約していればすべての写真をiCloudで管理できるので便利です。
非使用のAppを取り除く
不要なアプリをiOSが自動的に取り除いて、必要な時は再ダウンロード出来るようになっています。
アプリを取り除いてもデータは削除されないので、必要な時にすぐに使えるようになっています。
使用をタップすると有効になります。
再度無効にしたい場合は設定-iTunes StoreとApp Storeから非使用のAppを取り除くをオフにします。
同じ画面でオンオフ出来ないのがちょっと面倒くさいですね。
実際に64GBのiPhone6sで試したところ、使用済み容量が49.2GBから47.9GBへ減りました。
空き容量に余裕があるのでアプリが取り除かれた形跡はありませんが、何故か空き容量が増える結果となりました。
手動でのアプリの削除
iOSに勝手に消されるのが嫌な場合は手動でもアプリを削除することが出来ます。
● Appを取り除く
アプリ本体のみを削除します。
データは残るのでアプリを再ダウンロードすると以前の状態に戻ります。
● Appを削除
完全に削除します。
ホーム画面でアプリを削除するのと同じです。
取り除いたAppの復活
取り除いたAppは名前の横に雲のマークが出ています。
アイコンをタップすればすぐにダウンロードされます。
大きい添付ファイルを再検討
メッセージに添付されたファイルの一覧から不要な添付ファイルを削除することが出来ます。
添付ファイルを一覧で確認することが出来るので削除が容易になります。
まとめ
iPhoneのOSをアップデートするときなど2GB程度空き容量を確保する必要があります。
16GBのiPhoneの場合は元々の容量が少ないのでアプリを削除するのも大変でしたが、今回のストレージ管理機能があれば簡単に一時的な空き容量を増やすことも簡単になりました。