熱帯魚は15年以上飼育しています。
90cmの水槽を置いていたこともありますが、今は60cmの水槽2本で飼育しています。
海水魚の飼育は凝った設備で飼育されている方が多いと思いますが、淡水魚と同レベルの設備でも飼育は可能です。
主に初心者向けに海水魚飼育の紹介をしたいと思います。
Contents
紹介する熱帯魚
ザ・クマノミです。
ファインディング・ニモで有名なカクレクマノミではありません。
白黒のクマノミです、カクレクマノミと比べるとあまりかわいくないですね(笑)
ちなみにニモはカクレクマノミでは無く、クラウンアネモネフィッシュらしいですよ。
クマノミの性格
縄張り意識が強く、同種同士で争います。
我が家には2匹のクマノミがいますが導入時に喧嘩が絶えず苦労しました。
他種には無関心ですので混泳は可能ですが、海水魚は性格のキツい魚が多いので相性はよく調べてから導入したほうが良いです。
イソギンチャクとの共存
クマノミと言えばイソギンチャク。
クマノミの種類によって好みのイソギンチャクが違います。
イソギンチャクに入るクマノミを見ていると癒やされますが、後述の理由によりイソギンチャクの飼育は初心者にはおすすめしません。
我が家のクマノミ
2匹のクマノミを飼育していますが、色で名前をつけておきます。
クマノミ(キイロ)
大きい方です、黄色が強く出ています。
性格はわりと温厚です。クマノミ(オレンジ)を追いかけますが、つつく程度です。
普段はのんびりしていますが、餌を手に持つと真っ先に飛んできます。
クマノミ(オレンジ)
ヒレがカクレクマノミのようなオレンジです。
こいつは本当に性格が悪いです。
大きめの餌などを取られないように隠れながらこっそり食べたりします。
なんというか性格の悪さが行動に表れるタイプです。
喧嘩対策
実は導入当初はオレンジの方が大きく、キイロを攻撃しまくっていました。
結果キイロのヒレはボロボロになってこのままでは殺されそうな感じでした。
クマノミは個体の大きさが同じ程度の場合によく争うことがあり、大きさに差がつけば争いが減ることがあります。
そこでオレンジを隔離ケースに入れ、キイロに餌を沢山与えるようにしました。
オレンジを隔離している間にキイロのヒレも回復し、餌を沢山食べたことによってオレンジより二回りぐらい大きくすることが出来ました。
その後オレンジを隔離ケースから開放した所、立場が逆転。
でもキイロは、今までやられてきた恨みを晴らすこと無く、ちょっと追いかける程度で仲良く暮らしています。
イソギンチャクの取り合い
水槽でのクマノミの飼育にイソギンチャクは不要です。
イソギンチャクは縄張り争いの元ですので、イソギンチャクを巡って激しい喧嘩をします。
複数匹で飼育するなら入れない方が良いです。
ちなみにイソギンチャクは環境変化に弱いので、飼育が難しいです。
状態の良いイソギンチャクを購入できれば長期飼育できると思いますが、正直なところ、店で見ても調子の善し悪しの判断は素人には難しいと思います。
薬品採取されたイソギンチャクを購入した場合、見た目は綺麗でも数ヶ月で死んでしまうことが多いです。
クマノミだけの飼育なら金魚レベルの丈夫さですので、飼育は容易です。
まとめ
性格は個体差がありますが、基本的には悪い奴らばっかりです(笑)
でも他の熱帯魚にないユニークな動きをみているととても可愛く飽きないので、海水魚を飼育するならクマノミはおすすめです。
クマノミは色々種類がありますので、好きな種類を選べば良いと思います。
カクレクマノミは他のクマノミより小さめでオレンジがきれいなのでおすすめですが、ブリード個体はバンドがはっきりしない個体も多いので、お店でしっかり選んで購入すると良いです。
飼育するのに必要な道具は別ページに纏めていますので、興味があれば参考にして下さい。