【パッションフルーツ】花・果実を楽しめて緑のカーテンにもなりますよ

花がちょっと変わってて、実も食べられる。
しかも緑のカーテンにもなるパッションフルーツについて紹介したいと思います。

パッションフルーツとは

アメリカ大陸亜熱帯地域原産の果物です。
花が時計に似ているのでトケイソウと呼ばれている植物の仲間です。

トケイソウには花を楽しむものと、実を楽しむものがありますが、紹介するのは実のなる品種です。

毎年5月~6月頃に花が咲きます。

雄しべ、雌しべを針に見立てて時計に見えるようです。
そう言われればそんな気もするけど、言われないと時計とは思わないですね(笑)

園芸ショップで購入できる植物の中ではかなり変わった花の形だと思います。
毎年花が咲くと嬉しくなってずっと見ています。

花が咲いているのは1日だけですが、開花時は毎日どんどん新しい花が咲きます。

果実

受粉できれば果実がなります。
虫や鳥などによる受粉は期待できませんので、手作業にて受粉作業を行います。

受粉作業

花が咲いたら受粉作業を行います。
1本で受粉可能です。

雄しべの裏に花粉が付いていますので、筆などで花粉を集めて雌しべの先に付けます。
花粉は午前中にたくさん出ますので、午前中に作業したほうが良いです。

結実

受粉に成功すれば数日で実ができます。
駄目だった場合は咲き終わった花の部分が落花します。

収穫

品種によりますが、写真のような色になったら自然落果します。
毎年8月ぐらいに収穫しています。

水やりのついでに落ちている果実を回収します。

収穫後2週間ほど置いておくとしわしわになってきます。
しわしわになったら食べごろですので、半分に切って中身をスプーンで掬って食べます。

緑のカーテン

緑のカーテンとして使えます。

東側ベランダの窓一面に葉が茂っています。
写真では茂りすぎてて逆に判りにくいですね(笑)

5年ぐらい育てているので相当大きくなっています。

世話について

水やり

春から秋にかけては水を大量に吸いますのでやり忘れには注意が必要です。
実がなっている時に水やりを忘れると実がしわしわになりますが、すぐに水を与えれば復活します。
ずっと忘れたら落果・落葉します。

肥料

肥料食いですが、肥料の与え方などにあまり神経質にならなくても問題ありません。

3月頃 固形肥料を与えています。
春から夏前まで 液体肥料を与えます。

冬越し

南国の植物ですので冬の間は部屋の中に入れたほうが良いです。
我が家のパッションフルーツは大きくなりすぎて部屋に入れるのは無理ですので、冬の間も外で管理していますが自己責任ですね。

株が小さい間は部屋の中に入れた方が良いです。
最初の2年は家の中で管理し、その後はずっと外で栽培していますが元気です。

冬の寒さに当たると落葉しますので、秋の間にある程度剪定しておいたほうが良いです。

まとめ

冬の管理は注意が必要ですが、丈夫ですので株が大きくなれば枯れる心配も少なくなるでしょう。
花が綺麗・果実も美味しい・緑のカーテンになると三拍子揃っていますし、行灯仕立てで育てれば場所も取らないのでおすすめですよ。

シェアする