Windows担当副社長であるジョー・ベルフィオーレ氏がTwitterに興味深い内容のツイートをしています。
Windows 10 Mobile のサポートは継続するけど、新機能や新端末のことは我々は知らんよ(意訳)ってことを言ってますね。
新端末はともかく新機能が無いって言ってしまうってマジかいな?
確かにWindows10Mobile版のVaio Phone Bizが売れなくてAndroid版が発売されたりと端末が売れないってニュースばっかりでしたが。
で、ほぼ同じタイミングで発表されたのがこれ。
EdgeをiOSとAndroidでリリースしますよって内容です。
普及率の低いEdgeをWindows以外で使えるようにしてどうするんやろ?って疑問に思っていましたが、ブラウザを他OSで動くようにするということは、マイクロソフトは少なくともモバイルの分野で自社OS(とその上で動くアプリケーション)で稼ぐのは止めるつもりなんでしょうね。
マイクロソフトは数年前からOS以外のサービスで稼ぐ方向に舵取りを変えていましたが、Windows10Mobileで一発逆転の夢を見てるフシもありました。
自社ブラウザってマイクロソフトにとって今も重要な位置付けだと思うので、この2つのニュースから今後のマイクロソフトの方針が読み取れるような気がします。
おそらく売れない自社OSで頑張るより売れているシステムに自社サービスを乗っけたほうが効率よく稼げると判断したのでしょう。
ところでiOSでEdge使いたいですか?
個人的にはあってもなくても良い空気みたいな存在感です。
iOSならSafariとChromeで十分ですし、AndroidならChrome以外に好みのブラウザを沢山の選択肢から見つけることが出来るでしょう。
そもそもデスクトップ版のWindows10でもEdge使わないし。
日本ではIE11が必要なシステムは星の数ほどあれどEdgeじゃないと駄目なシステムって聞いたこと無いし。
まあIE11が未だにはびこっているのはマイクロソフトだけが悪い訳ではないですが。
こんなニュースあります。
iOS/Android版のOutlookにOutlook.comの共有カレンダーが同期出来る機能が搭載されたって話です。
個人でのカレンダー共有ってiCloudやGoogleカレンダーで可能ですが、仕事で使うとなればOutlookを使うケースが多いと思います。
売れてないWindows10Mobileを使わずに、仕事でOutlook.comのカレンダー同期が出来るのは一定のニーズが有るでしょう。
なんかさみしいニュースですし結論を出すには早すぎますが、Windows10Mobileの行方が気になるニュースでした。