iPhoneは年齢によるアプリ制限機能はついていますが、細かく設定することは出来ません。
Kidsloxでスケジュールによる機能制限をかけることは可能でしたが、iPhone標準の年齢による制限を時間単位で設定することができるだけでした。
しかし遂に個々のアプリを制限するための機能が搭載されました。
個々のアプリのブロッキング
Kidsloxをバージョン3.5にアップデートすることで利用可能になります。
制限事項で設定することが可能です。
設定できるアプリ
iPhoneのAppStoreでバージョンアップ内容に個々のアプリのブロックと書かれていたのをみたときは小躍りしながらインストールしました。
喜び勇んでアップデートした後、設定しようとしましたがTwitter、Viber、YouTubeしか設定できませんでした。
なんで?と???が頭に一杯になりましたが、よく読んでみると対応アプリのみが設定可能なようです。
設定できるアプリは以下のページから確認できます。
HuluやPokémonGoなどのメジャーアプリは対応していますが、そもそもの対応アプリ数が非常に少ないです。
使い方が限られる
現時点で以下の問題があるため、本機能はあまり意味がありません。
対応アプリのみ
対応アプリのみが設定可能なため、制限を行いたいアプリが対応しなければ意味がありません。
例えばTwitterなどのSNSを制限せずにゲームだけ制限したくてもKidslox側で対応していなければ設定することができません。
手動でしか設定できない
制限のオフ/オンを行うためには手動で切り替えるしか方法がありません。
ペアレントモードとキッズモードをスケジュールで切り替えるようにすれば個々のアプリをスケジュールでコントロールできますが、子供にペアレントモードを許可することになるので、結局できないのと同じです。
キッズモードを常時利用しつつ、スケジュールで個々のアプリを制限できるようになると完璧やのになあ。
まとめ
iPhoneではどうやっても不可能と思われたアプリ単位の制限を実装しただけでも大前進です。
対応アプリも増えれば実用的になる可能性を秘めています。
操作が煩雑になるかもしれませんが、スケジュールによって個々のアプリのブロックができるようなバージョンアップを期待したいと思います。