ここ数ヶ月iPhone6sで大して使っていないにも関わらず大量の通信が発生していました。
月間の通信量で計算すると数ギガバイト・・・動画とか見ないしそんなに通信していないはずなのに。
原因を特定し、解決するまでの経緯を紹介したいと思います。
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なぜ大量のデータ通信が発生するのか
ゲームとかLineとかYoutubeとか使うと大量通信が発生することがありますね。
しかしそんなアプリを使っていないにも関わらず大量通信が発生することがあります。
なぜならアプリはバックグラウンドで通信することが可能だからです。
iPhoneの画面が消えていても通信しちゃってるんですね。
通信量の確認方法
キャリアのサポートページで確認できます。
auならデジラアプリでも確認できますね。
各社データ通信確認用のアプリを提供していると思いますので確認してみて下さい。
原因を調べる方法
それでは大量データ通信の原因を調べます。
設定からモバイルデータ通信をタップします。
アプリの一覧とそのアプリがどれだけ通信したかが表示されます。
でもこれをみても大量に通信した形跡はありません。
画面を下へスクロールするとシステムサービスがありますのでタップして開きます。
この画面では時間と場所が3GBになっていますね。3ギガバイトって使いすぎやがな・・・
時間と場所はiOSのアプリ全体でGPS等を使うために使用したデータ通信量が記録されています。
しかし記録されているのは全体の通信量なので、これではどのアプリがGPSを使っているのか分かりませんね。
ここからは推測で犯人を探すことになります。
犯人探しの方法ですが、iPhoneを使っていないのに大量通信しているんですよね?
つまり使っていない時にバックグラウンドで起動されているアプリを探せば良いということになります。
バックグラウンドで動いているアプリは設定のバッテリーから確認できます。
具体的な確認方法はこちらを見て下さい。
バッテリーの消費が多くて、バックグラウンドでの通信時間が長いアプリが怪しいということになります。
私のiPhoneでは阪急阪神お出かけアプリとLookoutというアプリがバッテリーを消費しつつバックグラウンドでも長い時間動いていました。
阪急阪神お出かけアプリは使用頻度が少ないので削除しました。
Lookoutはセキュリティ対策ソフトなので悩みましたが、無くてもiCloudがあれば同じような事ができるので、こちらも削除しました。
削除した結果、1日数百メガバイトの通信を数メガバイトまで減らすことが出来ました。
というかほとんどの通信がこの2つのアプリで消費されていましたね。
勘弁してくれ。
端末を使っていないのにほんのり温かい時なんかはバックグラウンドで通信しているアプリがあるかもしれませんよ。
アプリを消したくない場合
モバイルデータ通信をオフにする
大量通信しているけど、アプリを消したくない場合はモバイルデータ通信をオフにすれば良いです。
その場合はwi-fiのみで通信が出来るようになります。
位置情報サービスの設定を変更する
アプリの位置情報サービスの設定を変更することでデータ通信を節約することも出来ます。
設定ープライバシーー位置情報サービスをタップして開きます。
設定変更したいアプリをタップします。
許可しない・このAppの使用中のみ許可・常に許可を選択して設定を変更します。
ポケモンGOのような位置情報を使用するアプリは許可しないを選択すると遊べなくなりますので注意して下さい。
データ通信の節約やバッテリー節約の為の変更であればこのAppの使用中のみ許可に設定すれば良いです。
まとめ
大容量のデータ通信契約をしていれば全く問題ありませんが、通信費削減のために小容量でデータ通信を契約している場合やMVNOを使っている場合は1ヶ月で数ギガバイトも勝手に使われた日にはたまらないと思います。
常日頃から自分がどれだけ通信しているかチェックして、怪しいアプリが無いか確認することで通信費の削減が可能となりますよ。