【用途別】おすすめの外付けハードディスクを選んでみました

現在、記憶媒体としてはSSDが主流になっていますが、テレビの録画やパソコンのバックアップなどでは安価で大容量のハードディスクがまだまだ現役です。
ハードディスクを購入する時にデザインで選んでも良いですが、意外とスペックが違いますので用途別に紹介したいと思います。

ハードディスクの違いって?

ハードディスクの性能はハードディスク自体の性能に左右されるのですが、大事なのは用途に合っているかだと思います。
ハードディスクを選ぶ際の前提条件となる性能について記載します。

速度

速いほうが良いようにも思えますが、速いということはディスクの回転速度も上がりますのでうるさくなるとも言えます。

動画などの容量の大きいデータのバックアップなら速度を気にする必要がありますが、テレビ録画やゲーム機へ接続するのであればどの機種も必要十分な性能を持っています。

騒音

外付けハードディスクの場合はファンが付いているとうるさくなりますね。
速度の所でも書きましたが、高速なハードディスクはうるさくなる傾向があります。

容量

1Tbyte(テラバイト)~3Tbyteぐらいが主流ですね。

テレビの録画の場合は録画時の圧縮方法によっても録画時間が変わります。
パナソニック ビエラの場合、標準設定を使って録画すれば3Tbyteの容量でで1200時間ぐらい録画可能です。

パソコンのデータのバックアップであれば1Tbyteでも十分ですが、価格差もあまりありませんので2~3Tbyteのものを選べば良いと思います。

消費電力

1日中立ち上げていると消費電力もバカになりません。
主電源に連動して起動できるタイプがおすすめです。

用途別おすすめ機種

メーカーのサイトに行けば用途別に機種が沢山出ていますが、メーカーが指定した機種を買う必要はありません。
欲しい機能の条件を満たした中で安い機種を選んだほうが良いですよ。

テレビ録画

HD-LC3.0U3/N

どのテレビでも使えるベーシックなモデルです。
静音で必要十分な機能を持っていますのでおすすめです。
パソコンで使っても十分な性能です。

静音設計

ファンレス設計でハードディスク振動を抑えるシリコンゴムが付いています。
制振ゴムが4つ付いていますので横置きにすれば更に静音化が可能です。

省電力

テレビの電源オフ・オンに連動して本機の電源もオフ・オンすることで電気代を気にする必要がなくなります。

不必要な時に電源がオフになれば故障率も下がります。


大事なデータを保存したい

HD-LX3.0U3D

パソコンでの利用に向いています。
大事なデータの保存に適した機能が搭載されています。

データ暗号化

大事なデータなので暗号化したいと思っても、手動で暗号化するのは結構面倒くさいんですよね。
本機はデータを自動で暗号化します。

暗号化方式は解読の非常に困難な次世代暗号化方式「AES256bit(Advanced Encryption Standard)」を採用しています。

万が一盗難・紛失してもデータを抜き出すことは不可能です。

異常検知

故障予測サービス「みまもり合図」機能を搭載し、ハードディスクの状態をお知らせします。

昔と比べてハードディスクの故障率は下がりましたが、ディスクがモーターで機械的に回っている以上故障する可能性は0ではありません。

常にハードディスクの状態をチェックしてくれるのはありがたいですね。


持ち運んで使いたい

Transcendのポータブルハードディスクです。

USBケーブル1本で利用できますので持ち運び用途やノートパソコンでの利用に向いています。

衝撃対策

持ち運びの多い機種は落下による故障が心配ですが、本機は米軍の落下試験規格に相当する耐衝撃性を実現しています。

軽量

本体重量218gで軽量ですので持ち運びに便利です。


まとめ

正直どのメーカーのハードディスクを選んでも中に搭載されているハードディスクは同じものだったりします。
ですが、省電力化や暗号化など機種別に差別化されていますので一番必要な機能を重視して選べば良いと思います。

もし機種選びに迷うようであれば最初に紹介したバッファローのHD-LC3.0U3/Nを選んでおけば間違いないですよ。



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