Windows10 Fall Creators Updateの提供が開始されました。
順次ダウンロードできるようになっているようですが、提供開始日にはWindowsUpdate経由でインストールできるようになっていましたので、早速更新しました。
しかし見た目も機能も何が変わったのか分からない・・・
目玉機能と呼ばれるようなものは見当たりませんが、新機能について調べてみました。
Contents
セキュリティ機能強化
コントロールされたフォルダーアクセス
特定のフォルダに対して、決められたアプリしかアクセス出来ないようにすることによってランサムウェアなどがファイルを暗号化するのを防ぐことができます。
この機能、デフォルトでは無効になっていますが、有効にしようと思っても他のアンチウイルスソフトが入っていると使えないようです。
設定-更新とセキュリティ-Windows Defender-Windows Defenderセキュリティセンターを開きますからウイルスと脅威の防止を選べば設定を有効にできるはずですが、グレーアウトしてオンにできませんでした。
Exploit Protection
脆弱性を悪用した攻撃を実行しにくくするための機能です。
具体的には以下のような機能ですね。
● 制御フローガード
● データ実行防止
● イメージのランダム化
● 仮想メモリ割り当てのランダム化
インタフェース
Fluent Design
メニューや背景がうっすらと透けて見えるようになりました。
メニューの後ろに電卓がうっすらと見えています
新フォント
UDデジタル教科書体が新たに搭載されました。
Microsoft Edge
以下のような機能が追加されました。
● Google Chromeからのインポートが可能になった。
● EPUB文書にメモを書くことが可能になった。
● 頻繁にアクセスするurlをタスクバーへピン留め出来るようになった。
OneDrive
ファイルのオンデマンドが搭載され、ファイルをクラウドのみに保存することが可能になりました。
必要な時にダウンロードすれば良いので、ストレージの少ないパソコンでのOneDriveの利用が便利になりました。
ストレージセンサー
ストレージの空き容量が少なくなった時に、ゴミ箱や一時ファイルを自動で削除できるようになりました。
設定→システム→ストレージから設定できます。
スマホとの連携
スマホへアプリをインストールすれば、スマホで閲覧していたWebの続きをWindowsで閲覧することが可能になりました。
写真機能の強化
ストーリーリミックスが新たに搭載され、動画や写真から自動でショートムービーを作成できるようになりました。
People
タスクバーにPeopleが統合され、よく連絡する人へタスクバーからアクセスできるようになりました。
まとめ
見た目の変化や大きな機能追加が無いので変化に乏しい印象です。
しかしランサムウェアがはびこる今の時代に合わせてセキュリティ機能が強化されています。
急いでインストールする必要は感じられませんが、更新通知が来ればインストールすれば良いでしょう。