以前も書きましたが、息子(長男)はTwitterが大好きです。
スマホの使い方が依存症と言えるぐらいあまりにもひどいので現在はスマホ利用について制限をかけてスマホを利用しています。
しかし過去にはこの制限に対してなんとしても抜け道を探そうと涙ぐましい努力をしていました。
子供は親の目を盗んでやりたいことをやるもんです。
スマホの制限だけでは駄目かもしれないということを我が家の例で紹介します。
Contents
中学生の頃
Twitterはまだやっていませんでした。
その他SNSもインストールしていませんでしたので、Lineもこの時点では未経験です。
しかし今のTwitterのようにずっとスマホを使って遊び続けるので制限することにしました。
はまっていたもの
この頃はマンガとラノベにはまっていましたねえ。
あと、エロ本の無料サンプルをKindleストアからダウンロードしていました。
なぜバレたのか
彼はKindleに複数端末で読書情報を同期するwhispersyncなる機能があるのを知りませんでした。
そして我が家ではスマホやタブレットにKindleアプリをインストールして同期してたんですね。
ある日私がタブレットでKindleを起動したところ、エロ本のサンプルが数十冊並んでいるではありませんか(笑)
奥さんにもバレましたが(笑)中学生に事実を伝えるのは酷なので黙ってすべて削除しました。
余談ですが、Kindleからサンプルを削除しようとした時に奥さんが誤って1-Click購入のボタンを押してエロ本を買ってしまいました(笑)
夜中に慌ててAmazonへキャンセル依頼する羽目になりました。
それから何度かそんなことがありましたが、すべて黙って消しておきました。
中学時代の電子機器知識
正直なんにも知らなかったと思います。
スマホも渡されたものをそのまま使ってるって感じで。
高校生になってから
高校生になるとクラブの連絡にLineを使うので、SNSを解禁しました。
ところが解禁していないTwitterを始めているではありませんか。
この時期はスマホの制限はある程度やってたんですが、ちょっと甘かったんですよね。
まあLineもTwitterもたいして変わらんやろうしもう高校生なので別にええかと思い、そのまま使わせていました。
Twitter激ハマり
しばらくするとTwitterに激ハマりしたんです。
知らん間にLineに見ず知らずの友達も増えてるし。
甘かった・・・中学時代の電子機器音痴のイメージがあったので、そんなことやり方も分からんって思ってたのに。
毎日クラブから帰ってくるとTwitterしかしなくなるし、良影響:悪影響が0:100って感じで目に余るので対策することにしました。
実施した対策
以前紹介したkidsloxの導入です。
時間を区切って時間内は自由に出来るようにしました。
Twitterが出来る時間は高橋名人が推奨する時間より少し多い1日1時間30分です。
しかし彼はたった1時間30分の利用では満足できないのでした。
おとなしく従っているふりをして裏でこっそり利用してたんです。
彼のとった行動
家の中にあった機器を駆使してTwitterを見ようとしていました。
最終的にすべてバレているのですが、いろいろやらかしてくれたのですべて紹介できませんが、主なチャレンジした機器達です。
PS3を使う
PS3にはブラウザ機能があるので、これを利用していたようです。
しかし履歴が残っているので使っているのはバレバレです。
とりあえず裏のメインスイッチを切っておいた所、彼はやはり電子機器音痴なので電源の入れ方がわからなかったようです(笑)
PS Vitaを使う
ソニーの携帯ゲーム機ですね。まさかVitaまで使うとはと思いましたが、露骨にVitaを使っているので起動パスワードを設定しました。
ちょっと対策を考える
私が電子機器好きってのもあって家の中にネットに繋がる端末がたくさんあります。
いちいちチェックするのが面倒くさいので、無線LANルータを更新してログをチェックできるようにしました。
無線LAN機器はこれですね。
通信状況を見る機能があります。
メモリが少ないですけどなかなかのハイスペックです。
iPadからの通信
我が家にはスパイがいます。
それは我が家のもう一人の子供、小学生の娘です。
普段は仲良くやっていて長男は妹のことを信用しているのかわりと気軽に秘密を話したりするようです。
しかしこの悪魔のような娘は兄の秘密を我々に逐一報告してくれます(笑)
その娘がある日こう言いました「最近勉強してるふりしてiPad触ってるけど、Twitterの画面が表示されてたで」
無線LANを更新してから「ログで何を使ってるか分かるで~」って宣言してたので流石になにもしてないだろうと思っていたのでノーチェックでした。
iPadではブラウザは使えないようにして、さらにアプリもほとんど入れていなかったのですが、ログを見たところ確かに大量のTwitterの通信履歴があるではないですか。
しかしアプリはほとんど入っていないし何を使って通信しているか分からない・・・
そこでカマをかけることにしました。
私 「iPadでTwitterやってるみたいやけど」
息子「知らんで、そんなんしてへんし」
私 「本当のこと言わへんとためにならんで~」
息子「ほんまに知らんって」
私 「ネタはあがっとるんや、全部ログに出てるねんぞ」
息子「ごめんなさい、やってました」
私 「どうやってやってたか自分で説明しなさい」
息子「auのサービストップっていうアプリからやってました」
正直者の息子はあっさりと認めた上で丁寧にやり方を教えてくれるのでした。
確かにauのアプリは入れましたが、あくまでauのサービスのために入れているもので、Webの検索機能があるとは思っていませんでした。
しかし彼にとっては死活問題なので発見したようです。
というか一番トップに検索ボックスあるし気づけよ←俺(笑)
実は他にもWeb検索機能のついたアプリは色々あったようです。
Kindleやってます
前にも書きましたがKindle端末にもブラウザが搭載されています。
少し詳細に書きますが、Kindleを使っているのを発見したのは奥さんです。
Kindleを抱えながら寝ているのを見たそうです。
しかし直接Twitterの画面を見たわけではありません。
でも怪しいと思ったらしいので私に言ってきました。
奥さん「なんかずっとKindle触ってるし絶対なんかやってるで」
無線LANのログを見ましたが特に怪しい通信はありませんでしたので「気のせいちゃう?」って答えたのですが、念のため端末も調べてみることにしました。
見つかったのはスマホとのテザリング設定とブラウザに表示されているTwitterの画面
彼は今までのやり取りの中、電子機器操作に関して確実にレベルアップしていたのです。
● 家の無線LANを使うとバレる
● 電子機器音痴のくせにテザリング接続方法をラーニング
● みんなが使う端末は履歴を削除する
よく出来ましたと言いたい所ですが、Kindleについては履歴削除しなかったのが甘いところでしたね。
現在の様子
今は高校3年生なので受験生です。
さすがに遊んでいる場合ではないと認識しているので、1時間のTwitter利用だけで他に隠れて遊んだりはしなくなりました。(たぶん)
ところで息子は男子高校生とは思えないのですが、はなしをすることが好きなので家の中では誰かを捕まえてずっと話していることがあります。
Twitterしてへんでも喋ってたら意味ないやんって感じです。
話好きなのは小学生の頃から変わりません。
本人曰く反抗期はあったらしいですが、四六時中お喋りをするので反抗期があったことは誰も気付きませんでした(笑)
ちなみに教科の中で社会が好きなので、日本史のうんちくを語りだしたら止まりません。
聞いている方ははっきり言って拷問です(笑)
まとめ
文章にするとキツイ制限かけているような気もしますが、実際やってます(笑)
彼にしてみれば本気でTwitterを使いたいと思って頑張ってたと思うんですが、サーバの不正アクセスをブロックする感じで対応してました(笑)
やはり中学生の時よりも高校生の方が色々知恵がついています。
ネット接続に対して制限をかけた段階で子供は裏をかいて利用しようと考えると思いますので、年齢に応じて対策を考えないといけません。
ネット接続ってスマホだけではなく、いろんな機器で出来たりします。
テレビにブラウザの付いていたり、子供のいる家庭にはゲーム機が置いてあることも多いと思いますがたいていブラウザが搭載されていると思います。
大人でもネット依存症になることもありますので、家の中に置いている機器類はちゃんと管理したほうが良いです。
何も対策しないとキューソネコカミのファントムヴァイブレーションみたいになっちゃいますよ。