先日トマトの収穫記事を書きましたが、残念ながら枯れてしまいました・・・(涙)
水耕栽培は簡単って言っておきながら何故枯れたのか考えてみたいと思います。
失敗談ですが、何かの参考になればと思います。
Contents
元気がなくなるまで
5月に苗を買ってきて栽培を始めてからものすごい勢いで成長していました。
水耕栽培の溶液は1ヶ月で大体20~30リットル吸い上げていました。
過去に栽培したトマトで夏前にこれだけ成長することは無かったのでかなり期待していました。
で、先日溶液の交換を行った所、翌日葉が縮れて元気が無くなっていました。
状況の確認
まず溶液を半分減らし、根が空気に触れる層を作りました。
その後、状況を確認し疑わしいところを考えました。
溶液を交換したこと
溶液自体の問題
溶液は大塚ハウスを使っています。
濃縮液を作って分量通りに薄めて使用しています。
濃度は特に変わってないと思います。
塩素の問題
カルキ抜きにコントラコロラインを投入しています。
塩素は十分抜けていると思います。
溶液に対する結論
塩素は季節によって違うので、カルキ抜きが不十分だったのかと疑いましたが、実はもう一株トマトを育てていまして、そちらも同じ要領で溶液を作成しています。
そして同じ日、同じタイミングで溶液を作り、交換しています。
溶液や塩素に問題があった場合、こっちの株にもダメージがあると思いますので、溶液に問題は無かったと思います。
エアレーションが不十分
こっちが本命です。
葉に元気がなく溶液を抜いている時に、エアストーンの確認もしたのですが、ぶくぶくしていない。
エアポンプを確認したところ、動作はしているようですがエアーが弱い。
エアポンプ本体からエアストーンまで5メートルぐらいありますので、本体の出力が弱いとエアーが出ません。
とりあえず余っているエアポンプと交換し、勢い良くエアーが出ているのを確認しました。
念のためにおまじないで 酸素の出る石 も2個ほど投入しました。
いつからエアーが送れなくなっていたのかは分かりませんが、根が大分弱っている感じでしたので結構前からエアーが出ていなかったのかもしれません。
何故枯れたのか
色々手当をしましたが残念ながら枯れてしまいました。
エアポンプの調子が悪く、根が弱っているところに新しい溶液が投入されて環境が変わりダメージを受けた結果、根が死んで枯れてしまったものと思われます。
最近気温が高く水温が上昇していた上にエアーが出ていなかったので、酸欠になっていたのかもしれません。
まとめ
トマトの根は他の植物よりデリケートだと思います。
他の植物だとペットボトルなどの小さい容器で酸素など送らなくても問題なく育つことが多いです。
実際今もペットボトルでは無いですが、朝顔をエアポンプ無しに水耕栽培で育てています。
おまじないの酸素の出る石は使っています。
日照時間が3時間ぐらいしかない場所で育てていますが、朝顔は元気にネットの一番上まで伸びた状態になっています。
トマトについて今回は1株失敗していますが、水耕栽培自体は簡単だと思います。
実際ベランダの鉢で土を使ってトマトを育てるのは水耕栽培で育てるより失敗する確率が高いです。収穫数も鉢で育てたものは水耕栽培より少ないです。
まあ単に育てるのが下手なだけかもしれませんが、ベランダという制限のある環境で育てようとすると土より水耕栽培のほうが良い結果となることが多いです。
残念ながらこの1株については元を取ることが出来ませんでしたが、もう1株の方はなんとか育てていきたいと思います。
ちなみにこっちの株は南東側ベランダで育てていますが、風が強くて実が落ちてしまうことが多いです(涙)
枯れた株は南西側で隣との仕切りがあるので風が弱く、こっちの方が良い環境だったのに枯れてしまってなんだかなーって感じです。
枯れた株のあった所に移動したいのですが、株が大きくなってしまったのでちょっと難しいですね。