【自動ブレーキを実際に体験】トヨタセーフティドライブフェスタに参加しました

9月2日に大阪の万博記念公園で行われたトヨタ セーフティドライブフェスタに参加してきました。

イベントの目玉は自動ブレーキの乗車体験ですね。
もし自分の車に自動ブレーキが搭載されていてもなかなか試すことは出来ませんので貴重な体験でした。(自分の車には付いていないですけどね)

どんなイベント?

大阪地区トヨタ販売各社・大阪府交通対策協議会開催のイベントです。
主にトヨタの安全技術に関してアピールするイベントですね。

いつも利用しているディーラーの紹介で参加しました。

会場の様子

大阪の万博記念公園で行われました。
快晴で暑かったですが湿度が低いので気持ちよかったです。

お祭り広場で開催されていました。

写真では分かりにくいですが、プリウスがたくさんありました。

次世代安全技術を体験

どんな技術?

メーカー各社いろんな自動ブレーキを搭載していますが、今回はトヨタのイベントなので
Toyota Sefty Sense の乗車体験です。

まずは簡単に機能をおさらいしておきます。

パッケージの種類

2種類のパッケージがあります。
性能が良いのはToyota Safety Sense Pですね。
車種によって搭載されるパッケージが決まりますので、自分でどちらかを選ぶことは出来ません。

● Toyota Safety Sense C(以下「C」)
● Toyota Safety Sense P(以下「P」)

主な機能は以下のとおりです。

プリクラッシュセーフティーシステム

レーダーとカメラにより前方の車を検知して、衝突しそうになると自動でブレーキが作動します。

ブレーキ作動は段階的に動作します。

1.ブザー・ディスプレイで警告

普通ならここで気づいてブレーキを踏みますね、
ブレーキを踏んだ場合は
ブレーキを踏めなかった場合は

2.ブレーキを踏めた場合(プリクラッシュブレーキアシスト)

ドライバーがブレーキを踏んだ力をアシストします。
ここでブレーキを踏めていれば衝突回避の可能性は非常に高くなります。

3.ブレーキを踏めなかった場合(自動ブレーキ作動)

なんらかの原因によりブレーキを踏めなかった場合は、車が自動でブレーキを作動します。

先行車との相対速度が30km/hであれば、衝突回避可能です。
それ以上の速度差であれば、衝突はしますが損傷を軽減させることが出来ます。


自動ブレーキはパッケージにより性能が違いますが、「P」の場合は人の感知まで可能ですね。「C」の場合は車のみが対象になります。

レーンディパーチャーアラート

道路上の白線を認識してブザーとディスプレイで警告します。
「P」の場合はステアリングを制御して車線逸脱を回避します。

オートマチックハイビーム

先行車や対向車を検知して、ロービーム/ハイビームの切替をします。

実際に自動ブレーキを体験してみた

今回のイベントは同乗体験ですので、自分で運転するわけではありません。
万が一事故が起きたら大変ですもんね。

ということで私は助手席に乗って、奥さんと娘は後部座席に乗り自動ブレーキを体験しました。

プリクラッシュセーフティシステムを体験

80mほど手前から前方の車に見立てた立て板に25km/hの速度で発進します。

速度を落とさずに進むと20メートル程手前でブザーが鳴り、ディスプレイにブレーキと表示されました。

警告音を無視してそのままの速度で進むと、急ブレーキがかかり前方の車の1メートル手前で急停車しました。

正直思ったより強く急ブレーキがかかった感じで体がガクンと前に持っていかれそうになりました。

2回体験しましたが、2回目は1回目よりも身構えていたにもかかわらず、結構な衝撃を体験しました。

小さいですが、真ん中に写っている車の後ろ姿が前方の車に見立てた立て板です。
あの立て板に向かって突進して行きました。

25km/hですのでかなり低速走行での体験でしたが、急ブレーキは相当な衝撃でした。
実際に事故に遭う場合はもっと速度が出ていると思いますが、出来る限り事故は避けたいと感じました。

順番を待っている間、昼食後だったのもあり眠たかったのですが体験後は一気に目が覚めました。
ちなみに娘はジェットコースターみたいと呑気なことを言っておりました。

誤発進防止

おじいさんとかおばあさんがよく起こす事故にアクセルとブレーキの踏み間違いがありますが、レーダーを使ってそれらの誤発進を防ぐ機能を体験しました。

前方に壁に見立てた障害物を置き、停車した状態からアクセルを全開まで踏み込みましたが、車は全く前進しませんでした。

助手席で見ているだけでしたので冷静でしたが、自分が目の前に障害物があるのにアクセル全開にすることを考えると恐ろしい・・・
前進しないと分かってても怖くて踏み込めませんね。

ところでこの機能は前から駐車すれば有効ですが、バックで駐車してバックで発進した場合は駄目ですね。
バックで誤発進ってあんまりないんかな?

駐車アシスト機能

プリウスPHVを使った駐車アシスト機能も体験しました。
これは前後4m程度のスペースがあれば、車が自動で駐車してくれます。

まずは駐車したいスペースの横に車を止めて、駐車アシスト用のボタンを押します。

あとはハンドルから手を離して、車の指示に従ってゆっくり前進、後退の操作を行えば、車が勝手に切り返しを行なって駐車してくれます。

今回の体験では、だいたい2~3回切り返して駐車することが出来ました。

この機能については正直なところ面白いとは思いましたが、不要かなと感じました。
でもたまにしか車に乗らない人は駐車が苦手で煩わしいと思うかもしれませんので、需要はあると思います。

まとめ

これらの機能、事故予防として非常に有効と感じました。
車の購入を検討する際は是非搭載したい機能だと思います。

事故原因ってほとんどが前を見ていなかったといった不注意から起きるものです。
100%完璧に運転できれば良いですが、人間が操作するものなので必ずミスはあります。
車が運転をサポートしてくれると安心ですね。

ただ、これらの技術はあくまで事故を未然に防ぐための予防機能であり万能ではありません。
走行状況によっては有効に機能しないこともあります。
あまり技術を過信せずに補助的な役割で有効活用したら良いと思います。



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